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雨宮六途子氏　講演会
「源氏物語絵」を語る―紫の上・描かれた栄華と孤独―

五十四帖におよぶ『源氏物語』は、主人公・光源氏を中心にして、さまざまな女性が登場します。 今回の講演では、その中から紫の上を取り上げます。
まだあどけない少女のころに「紫のゆかり」として源氏に見出され、理想の女性として育て上げられた紫の上。生涯の伴侶として源氏にこの上なく愛されますが、その人生には常に悲しみが影を落としていました。
源氏との出逢い、華やかな六条院での暮らし、女三の宮の降嫁、出家の願い、そして別れ。
『源氏物語』を題材とした「源氏物語絵」に描かれた紫の上の姿を通して、その栄華と孤独に迫ります。