わざ 永々棟とは

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エラールのピアノについて

平野の家 わざ永々棟には、世界的ピアノメーカーであるエラールのピアノがございます。ここではエラールの歴史と、わざ永々棟のエラールピアノについてご紹介致します。

エラールについて

エラールはかつてフランスを代表するピアノメーカーでした。創業者であるセバスチャン・エラールは、1752年に生まれ、幼少の頃より建築学や幾何学に早熟な才能を示し、25歳にして最初のスクエアピアノを完成させます。

当時フランス王妃であったマリー・アントワネットは声域が狭く、普通の譜面で歌うことが難しかったと言われています。そこでエラールはどんな調にも移調可能な「トランスポージング・ピアノ」を考案して献上しました。この功績によりエラールはフランス王朝よりピアノ製作の特免状が与えられ、栄華を極めることになりました。

エラールのピアノはその先進的な機構から、数々の作曲家や演奏家に重用されました。ベートーヴェンは5オクターブ半のエラールのピアノの出現により、「ヴァルトシュタイン」、「ピアノ協奏曲第3番」や「熱情」を作曲したとされ、リストの「ラ・カンパネッラ」の改訂版は当時エラールのピアノでしか演奏できなかったといわれています。機能だけでなく、音色・表現力にも優れ、ショパンは「エラールは何もかもがいつも美しく響く。だから美しい音を出そうと細心の注意を払う必要がない」と評しました。

残念ながらエラールの工房は20世紀半ば閉鎖してしまい、今となっては幻のピアノとなってしまいました。しかし、現存する楽器から奏でられる音色はただただ美しく、今もよき時代のヨーロッパの空気を私たちに届けてくれています。

わざ 永々棟のエラール・ピアノについて

平野の家 わざ永々棟が所蔵するエラールのピアノは、その製造番号より1922年に造られたものだと判明しています。激動の二十世紀を経てかなり痛んだままの状態で楽器店の倉庫に放置されていたものを、平野の家 わざ永々棟の建物修復工事と同様の考え方で一年がかりで修復し、再生させたものです。

外見では今のピアノには見られない燭台置きや、最初からはいていたというインシュレーター“ガラスのくつ”が特徴的です。

修復した楽器でありながら、経年によってもたらされる柔らかな丸みのある音色を残しています。特に中音域の倍音の豊かな音、高音域の繊細で煌びやかな音は、現代に造られたピアノでは出せない、オールドならではの音色と言えます。銘器と呼ぶに相応しいピアノだと評価いただいております。

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